jnobuyukiのブログ

研究していて困ったことやその解決に関するメモ。同じように困ったあなたのために。twitter ID: @j_nobuyuki

インプットとアウトプット(1)

久しぶりに書きたいことが出てきたので、インプットとアウトプットについて考えていることを何回か書いてみたいと思います。ここで言っているインプットとアウトプットはプログラミングや統計で利用する関数の入力・出力のことではありません。読書やインターネット検索、勉強会参加など何らかの方法での知識や情報を集めることをインプット、自分で作った成果やまとめた知識を他の人に伝えることをアウトプットと考えています。

インプットがあってこそのアウトプット

何かをアウトプットするには、自分の中にある知識や情報を見直すことが大事です。では、その自分の中にある知識や情報はどこから来たのか。完全に自分の中から出てくる知識というのもあるにはありますが、周りの人、書籍、ブログなど自分の外側にあるものから得られることがほとんどです。そういう意味においては、まずインプットが重要で、どんどん自分の中に知識をため込みたい。インプットがあってこそのアウトプットとはそういう意味です。

アウトプットがあるからこそのインプット

では、何か目的があってアウトプットする際に、自分の中にたまたまあった知識や情報だけを使うのでしょうか。それでことが足りる場合は案外少ないです。では、足りない知識はどうすれば良いか。一生懸命考えるという方法もあります。ですが、周りの人、書籍、ブログなど自分の外側にあるものから得るのが手っ取り早いでしょう。先ほどと同じようなことを書いているように見えますが、実は、インプットとアウトプットの主従関係が逆転しています。今は、アウトプットが主体であり、それに必要な何かを能動的にインプットする必要があるのです。アウトプットがあるからこそのインプットとはそういう意味です。この方法には1つメリットがあります。アウトプットの枠組みの中に必要な知識なので、知識がどのように生かされるのか、どのように体系づけられるべきなのかが知識・情報を集める時点で決まっています。すると、その枠組みが手がかりとなって、次に同じような場面でその知識が必要になるときにもスムーズに思い出しやすくなると思います。

まとめ

今回はインプットとアウトプットの関係について考えて、アウトプットを先に定めてしまうことのメリットを紹介しました。