今までJavaに関連したプログラミング言語を学んだことがなかったのですが*1、いろいろ理由があってProcessingを始めました。本日はまず、始め方と日本語環境についてまとめます。なお、今回はmacへのインストールを前提にしています。
まずはインストール
Processing IDEがあるので、これを以下のページでダウンロードします。寄付(Donation)した上でダウンロードか、寄付しないでダウンロードかを選択します。この先使い倒すつもりなら寄付を検討しましょう。(開発者の時間と労力に対する気持ちとして)お試しなら、試した後で判断してもいいと思います。
https://processing.org/download/
ダウンロードできたら解凍します。.appファイルをクリックすると起動できます。
Processing2と3の違い
実はこれに最初手間取りました。Processingでは、javaと同様、スケッチと呼ばれるファイルにコードを書きます*2。ここでProcessing 2と Processing 3では、書き方が違うところもあって、参考にしようと思ったサンプルファイルが動かないことがあります。例えばProcessing2では、setup関数のところで、表示するウィンドウサイズなどの設定をして、draw関数で形や文字を描きます。ところが、Processing3ではsetup関数内でウィンドウサイズの設定ができなくて、settings関数でそれをするようになります。こまかいことですが、実行の成否に関わるので注意が必要です。
日本語テキストを貼り付けたい
unicode対応なので当然日本語テキストを貼り付けることができます。ただデフォルトのままでは日本語入力ができないので、環境設定で以下の点を変更します。
1. 言語を「日本語」にする
2. フォントを日本語表示可能なフォントにする
3. 複雑なテキスト入力を有効にするにチェックを入れる
これで日本語を貼り付けられると思います。