R言語の特徴の1つに、強力なグラフ化機能が挙げられます。標準でインストールされているplot()関数は、ちょっとしたデータの確認に便利ですし、ggplot2パッケージのggplot()関数を使えば、論文に載せる品質で図を作成できます。今回は、R言語で作った図をEPS形式で保存する方法を紹介します。EPS形式は、図がベクトルで保存されているので、ファイルサイズが小さく、いわゆるイラレ、フォトショのようなアプリケーションで読み込むことができます。すると、学会発表のポスターなんかを高品質で作成できます。
setEPS()関数
まずはsetEPS()関数で、フィールドの大きさなどをデフォルト値にします。
setEPS()
plotによる図の作成
適当に直線や曲線のグラフを作りましょう。
plot(c(1,2,3), c(3,4,5), type = "l")
dev.off()関数
最後に図を作成しているオブジェクトへの操作を終了します。これで、postscript関数で設定したファイル名で保存されます。